NHK総合で「東京湾 江戸前海苔 食い荒らす”クロダイ”」が放送!

今年は1、2月になっても富浦でクロダイがよく釣れましたね。3月17日に放送された映像は気候変動による水温上昇から東京湾の奥の方までクロダイが生息するようになったことを伝えていました。大型サイズのクロダイが群れで海苔を食い荒らす映像は衝撃的でした。昨年10月、兵庫県沖でもクロダイが海苔を食い荒らす映像が掲載されていましたが、今回放送された内容も同様にクロダイが海苔を食いちぎるように捕食していました。釣り師として、水温上昇による釣果時期の変更、また大型が群れることには驚きを隠せません。ただ海苔の生産者の方はとても大変です。良い対策があるといいのですが、、、。


【以下、記事抜粋】

東京湾で江戸前海苔として親しまれてきた海苔の生産量が大きく減っている。原因とされているのはクロダイ。実態を取材した。養殖は冬に行われる。順調なら15センチほどになっている海苔がわずかしかない。漁協によると6年前に年間1億枚を超えていた生産量は4分の1に落ち込んでいる。海苔網に無人カメラを設置し撮影を試みるとクロダイが次々に海苔を引きちぎり食べていた。教授が注目したのはクロダイの数と大きさ。「大食いするような大きい個体は群れを小さくしないと維持できない。30~40匹いるのが驚き」などと話した。クロダイに食べられる原因について専門家は温暖化と指摘する。東京湾の水温は1950年代から3度ほど上昇している。温度が低いと活動が鈍るクロダイは東京湾奥ではほとんどとれなかったが水温の上昇に伴い東京湾奥でも多くのクロダイが確認されるようになった。漁業者は漁場をネットで囲む対策をしたがクロダイは隙間をかいくぐって侵入を続けている。東京湾の生態系は今後さらに変化する可能性があるという。


昨年10月 神戸沖で海苔を食い荒らすクロダイの様子です。写真は兵庫県水産技術センターが提供したものです。

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